悠久の杜(氷川神社)と大宮夏まつり
武蔵一宮 氷川神社
その由来
氷川神社は、その社記によりますと 今から二千有余年の昔、≪第五代孝昭天皇の御代三年四月未の日≫の
御創立と伝えられています。
およそ千二百年前の聖武天皇の御代に武蔵一宮と定められ、明治の御代に至り明治元年に明治天皇が都を
東京に遷し、当神社を武蔵国の鎮守勅祭の社と定め勅書を賜わったとされています。
氷川神社は、地勢上からみて見沼の地をひかえ東西南北に拓け、交通の便もよく土地も肥沃であったため
民族は弥々繁栄し今日の基をなすに至ったものと思われます。
氷川神社名の神社は大宮を中心にして、埼玉県下はもとより東京都下さらには神奈川県下に及び、
その数は実に二百八十数社を数えるとのことです。
【趣のある表参道(先は三ノ鳥居)】
【朱塗りの三ノ鳥居】
【神橋から桜門へ】 【鮮やかな桜門】
【舞殿(奥は拝殿)】 【厳かな拝殿】
年間を通じ『祭儀』は多く行なわれますが、8月1日には≪例大祭≫が8月2日には≪神幸祭≫が執り行われます。
『中山道まつり』も毎年この時期に行なわれます。
【今年の≪神幸祭≫の模様】 【今年の≪神幸祭≫の模様2】
大宮夏まつり『2013 中山道まつり』
今年も8月1日・2日に大宮の夏祭り 『2013 中山道まつり』が盛大に挙行されました。
歴史を重ね、すっかり“市民のお祭り”として多くの皆さんに受け入れられる行事になりました。
関係者の方にその沿革についてお話を聞いてみると……
このお祭りの起源は、明治の初期とのことで山車(宮町)に≪文久元年作≫と記されているそうです。
当時のお祭りは今と違い山車が中心であって、舗装されていない砂利道という道路事情から、大人が主体で
行なわれていたそうです。
大きな変革があったのはやはり戦後。
各町内の若い衆が中心となり中古の神輿を購入し、祭りへ参加していったことがきっかけのようです。
そして昭和55年頃、大門町が神輿を新造したことがきっかけになり、その規模が拡大して行きました。
今では御輿揃い御、山車揃い巡行、パレード、民謡輪おどり、阿波踊り、和太鼓演奏…等々
演出もバラエティーにとみ、2日間で30万人の人出で賑わうとのことです。
遠かりし者は、音に聞けぃ〜♪
近くば、寄って目にも見よ〜♪
やぁやぁやぁやぁ此方こそ!
年に一度の夏祭り!
大宮・中山道まつりが始まります♪
株式会社全交警備の本社所在地である埼玉県大宮で毎年行われる「中山道祭り」は、
全交グループの社員達にも真夏の恒例行事となっているお祭りです。
毎年各支社から選抜された多くの警備員が出動しお祭りの成功と安全を支えています!
大宮駅は1日24万人を超える全国でも有数の乗車数をほこる巨大ターミナル!
その駅前道路を封鎖して中山道祭りが行われます。
毎年30万人に及ぶ観客で賑わう通りには屋台や出店がたくさん^^V
ゼンコーグループも地元の人達と協力してお祭りを盛り上げています。
お祭りも絶好調!!! 観客も担ぎ手も踊り手も興奮してきます。
不測の事態や事故が起きないよう当社グループの警備員達の出番となります。
各ポジションに配置された”検定資格を取得した警備員”達は密に連絡を取りながら、
お祭りの参加者及び観覧している人達の安全を守るため動きだします。
ちょっとその前に…
いつもは高速道路や国道などの大型道路を規制することを主な業務としている規制班ですが、今日は“中山道祭り”に使用する規制資機材を手配します。
【大量のカラーコーンと格闘中?】
【重りに水を入れるだけでも大変^^;】
大宮駅前を全面通行止めするという大規模な規制を行うため、使用されるカラーコーンだけでも250個を超える数になります。
この大量の規制資機材をお祭りが始まるまでに所定の場所に正確に配置するのが規制班の仕事です。
地味な作業ですが、お祭りを成功させるためには大切な役割の一つです。
【真夏の日差しの中、黙々と作業をこなす規制班! 裏方で目立たないけど… (/Д`)】
もし道路規制前に所定の場所に資機材が届られなかったら… 規制班の仕事は重要なのです。
規制班により届けられた規制機材を使用して、全交グループの警備員達は所定の時間に各道路の規制を開始します。
【配置された規制看板を使って通行止め開始!】
ところで通行止めって“看板を置くだけだから簡単じゃない”と思われる人がいるのではないでしょうか?
実はこれがなかなか…^^; 対象道路の規制を時間差を付けて順序よく行います。
ベテラン警備員ならではのテクニックと知識で手際よく対象道路が規制されていきます。
交通量の激しい道路になると警察官の方と合同での規制作業となります。
【警察官と合同での規制開始風景】 【いつも通れる道が通れなくなる…^^;】
実はお祭りが終わっても使用した全ての規制資機材を回収するまで、規制班の仕事は続くのです。
規制班の皆さんお疲れ様!
そして、規制にご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。 m(__)m
警備スタート…
祭りの予定進行図を元に各警備員がポジションにつき、配置場所で最終打ち合わせを行ないました。
【山車や神輿のルートが記された進行図】 【高島屋角交差点を守る警備チーム】
いよいよ、夏まつりがスタート!
予定ルート上で次々とイベントが続きます。
主な任務はルート上の安全確保とスムーズな進行のサポートです。
各員、持ち場にて来場者の方々への注意喚起とイベント進行への協力をお願いします。
【拡声器片手に頑張って注意喚起中。】
【お神輿が通ります!しばらくお待ちください!】
お祭りが進むにつれ、来場者の方々も増え、祭りの雰囲気がどんどん高揚して行きます。
来場者の方々や参加者の方々の事故防止の為、警備もヴォルテージが上がります。
つい、気分も高まりますが、冷静かつ慎重に危険予知を行ない、皆様が不快な思いにならないように、
協力を呼びかけます。
【お神輿通行時、先導しつつ進行方向の安全確保】 【周辺警戒もしっかりと】
安全確保以外でも来場者の方々から様々な質問があります。
次のイベント予定や道案内、○○町の皆さんはどの辺りにいますか?等々・・・
分かる限り丁寧に、笑顔で対応しました。
【どんな時でも笑顔で応対♪】
今年も皆様のご協力により無事、祭りが終わりました。
最後に警備終了後に参加した隊員に感想を聞いてみました。
・ 夏らしい仕事でなんかリフレッシュできた!
・ 人との関わりが多くて緊張した。
・ 神輿の気迫に負けないように気合がはいった!
・ 雑踏警備は初体験だったので緊張した。
イベント警備の経験は工事の現場でも十分、活かされます。
知識、自信が身に付き、更に向上したサービスを提供する為の成長の一助となります。
そして、何より刺激的♪(^_^;
警備終了後の達成感もひとしおです♪
取材を終えて…
『取材者の感想』
このお祭りは毎年参加しておりますが、いつも感じるのは、
みなさん、本当に楽しんでいる!ということです。
御神輿や山車、踊りをやっている方々の真剣さ、観客の皆様の楽しそうな姿。
大宮の街の誇りを感じるイベントだと思います。
また、商店街ではそれぞれのお店で様々な店頭販売をしており、
街ぐるみで一緒に楽しんでいる感じが本当によく伝わります。
(とあるお店の『チャーシュー串』はかなり惹かれました。^^; )
浴衣姿でおめかしをしている若い女の子…
友達とはしゃいでいる子供たち…
夫婦で座ってのんびりしているお年寄り…
地域の威信を背負って堂々と進む方々…
万感の思いを感じつつ、盛大な祭典の時が流れていきました。
毎年、皆さんが楽しみにしているこのお祭りにゼンコーグループとして参加できることは、我々の誇りでもあります。
今後も毎年、無事お祭りが執り行われるために頑張ってまいります。
今回の夏祭りの取材も担当者一同、総力を挙げて取組ました。
御協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
最後に…
今回の警備員の印象・感想を、お祭りに参加していた一般の方々へ伺ったところ、
下記のようなご意見をいただきました。
・警備員さんはよくやってくれている。
・人が多いから警備員さんは必要!
・人が混みあう中、見守ってくれるのはありがたい。
・暑い中、制服姿で安全を守ってくれてご苦労さまです。
・歩行者の規制等、お祭りでのイベントの引立て役としても大事。
・決して目立つ存在ではないが、イベント事で事故は絶対に起きてはならないので、
実際には無くてはならない存在。来年も引き続き頑張ってほしい。
・見物するのに少し邪魔」といった厳しいご意見も・・・
今後、安全を確保しつつ、少しでも邪魔にならない様気を付けます m(__)m
コメント頂いた皆様、突然のインタビューで申し訳ありません。
皆様のご意見を参考に今後、更なる警備の質の向上に努めます。
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